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2/5(月)産経新聞夕刊の『天王寺七坂・七名水巡り』特集で
「泰聖寺」が紹介されました。

2018 / 02 / 06

2/5(月)産経新聞夕刊の『天王寺七坂・七名水巡り』特集で
「泰聖寺」が紹介されました。1

2/5(月)産経新聞夕刊の『天王寺七坂・七名水巡り』特集で
「泰聖寺」が紹介されました。2

2/5(月)産経新聞夕刊の『天王寺七坂・七名水巡り』特集で
「泰聖寺」が紹介されました。

「大阪」の名前の由来である、「大坂」「逢坂」や
四天王寺前の夕陽丘にまつわる話が取材記事になりました。

「泰聖寺」と共に「新清水寺」の説明がされておりますが、
そもそも京都西山の本院「柳谷観音 楊谷寺」と
京都東山の「音羽山 清水寺」の創建は、
「延鎮僧都」と云う高僧であり、
京都では「東の清水、西の柳谷」と云われるくらい
由緒ある「観音菩薩御利益信仰寺院」であり、
その両寺の大阪別院が隣通しで存在するのには、
歴史的なロマンを感じます。

↓ 以下は参考説明文です。

【天王寺七坂巡り】

上町台地は、生駒山からの伏流水が地下を通り、
良質な井戸水に恵まれた地です。

大阪の町が度々、飲料水不足に悩まされていた時代も、
豊富な水が人々の生活を救いました。

特に重宝されていたのが「天王寺七名水」「逢坂清水」と名高い各井泉。

天王寺七名水は、金龍、有栖、増井、安井、玉手、亀井、逢坂、の
七つの井戸を指します。

残念ながら現在は、金龍水と亀井の水を残して、枯れ果ててしまいましたが、
地域の人々の協力を得て、井戸枠などを残している井戸もあります。 

【泰聖寺の金龍大神水】

有栖の清水北方に建つ、「柳谷観音 大阪別院 泰聖寺」の境内には、
水質佳良清冽比類ないと賞賛された「金龍水」が湧き出ていました。

ほのかな甘味を帯びた良質の水は、茶の湯として賞味され、
奥庭には茶室がしつらえてあったと云います。

又、泰聖寺は眼病回復で知られる京都西山の古刹、
「柳谷観音楊谷寺」の分霊所で、
「金龍水」で目を洗うと効能があるとの信仰がありました。

長い間断水していましたが、現在の住職が復元し、
「眼力稲荷大明神」「復活金龍大神水」として再興しました。

【清水寺の観音霊水】

有栖の清水は、
その水質を高く評価した土佐藩に買収された時期もある井泉です。

土佐侯在坂時の御用水にするために、
四面を囲んで庶民が利用できないようにしたことから、
「土佐清水」「観音清水」などと呼ばれていました。

有栖山新清水寺の北坂を下ると、東側の石垣の上に、
当時は大阪を代表した料亭「浮瀬(うかむせ)」の
跡地(現大阪星光学院敷地)があり、
その前方あたりが井戸の湧出地だったとされる場所です。

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