お知らせ
4月19日発行「佛教タイムズ」、25日発行「中外日報」にて
4月8日に開眼供養が行われた「てんのうじ樹木葬庭苑墓地」開苑についての
記事が掲載されました。
2018 / 05 / 04
2018年4月19日発行の「佛教タイムズ」と25日発行「中外日報」にて
4月8日に開眼供養が行われた「てんのうじ樹木葬庭苑墓地」開苑についての
記事が掲載されました。
2018年4月25日発行「中外日報」より
大阪市天王寺区の西山浄土宗柳谷観音大阪別院泰聖寺は8日、
「てんのうじ樹木葬庭苑墓地」の新規開苑に当たり開眼法要を営んだ。
プロデュースは寺院墓地の企画・設計・販売などを手掛ける
アンカレッジ(東京都港区)。
同寺は1755(宝暦5)年に創建され、
柳谷観音(京都府長岡京市)の大阪霊場として信仰を集めている。
純空壮宏住職は霊園再生の「寺業」計画に取り組み、
これまでに永代供養合祀墓や納骨堂、ペット供養専用施設などを整備。
樹木葬の完成により、計画はおおよそ完遂できたという。
樹木葬墓地の敷地は約48平方メートルで、
柳の木をシンボルに四季折々の花が咲く緑豊かな空間にした。
女性の目線を重視し、
デザインは日本を代表する庭園デザイナーの石原和幸氏が手掛けた。
埋葬タイプは家族向け(3~4人用)、夫婦向け(2人用)、
個人向け(1人用)の三種でペットの遺骨も納骨できる。
一定期間を過ぎると墓域内の「自然葬型共同墓」に合祀され、永代供養する。
宗派不問で、法律上の夫婦ではない「パートナー」による納骨も可能とし、
LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)に配慮した。
純空住職は「性的指向や性自認に関する差別をなくすという国際的潮流に沿った方針。
仏教精神に基づき、寺院はどなたでも受け入れていくという視点が必要」と話す。
アンカレッジの伊藤照男社長は樹木葬のコンセプトについて
「どの季節に来られても喜ばれるバランスの良いデザイン、植栽にした。
ここで眠るなら安心だと思われる場所にデザインした」と語っている。
2018年4月19日発行の「佛教タイムズ」より
大阪市天王寺区の柳谷観音大阪別院泰聖寺(純空壮宏住職)は8日、
ペットと一緒に埋葬もできる自然葬式合同墓
「てんのうじ樹木葬庭苑墓地」を開苑した。
墓地開発は(株)アンカレッジ(東京都港区)が担当した。
同社の樹木葬墓は、近畿圏では京都に次ぐ2寺院目。
大阪では初のプロデュースとなった。
同寺では、ペット専門の施設をつくるなどペット供養にも取り組んでおり、
純空住職は「正式に認可された寺院境内墓地ではペットと一緒に
埋葬することも可能な自然葬式合同墓は、全国初の試みではないか」と話す。
同寺墓地一角の約48mの敷地に開苑。
デザインは英国のガーデニングコンテストで受賞歴を重ねる石原和幸氏が手掛けた。
アンカレッジの伊藤照男社長によると同社のコンセプトは
「お墓を寂しいものにしない」。
四季折々の花を植栽した女性に喜ばれる明るいデザインが特徴だ。
純空住職は、親しみを持たれるよう「(アニメの)ジブリ感のある庭苑を」と要望。
寺のシンボルの一つである柳の木とも調和し、緑も多く取り入れた。
「完成した庭苑を見た坊守も"とてもきれい"と満足している。
よくやっていただいた」と仕上がりに感謝した。
納骨は個人型(40・60万円)、夫婦型(120万円)、
家族型(180万円)の3タイプで、計115区画。
ペット供養だけでなく
「性的マイノリティの方々の生きづらさにも寄り添う寺でありたい」との思いから、
親しい友人や同性パートナー同士でも利用できるようにしている。