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4月11日(火)和空プロジェクトの宿坊ホテル「和空下寺町」の
プレオープンに関する記者会見の内容が、NHK『ほっと関西』や
読売テレビ『かんさい情報ネットten.』などで放送されました。

2017 / 04 / 11

4月11日(火)和空プロジェクトの宿坊ホテル「和空下寺町」の
プレオープンに関する記者会見の内容が、NHK『ほっと関西』や
読売テレビ『かんさい情報ネットten.』などで放送されました。1

4月11日(火)和空プロジェクトの宿坊ホテル「和空下寺町」の
プレオープンに関する記者会見の内容が、NHK『ほっと関西』や
読売テレビ『かんさい情報ネットten.』などで放送されました。2

4月11日(火)和空プロジェクトの宿坊ホテル「和空下寺町」の
プレオープンに関する記者会見の内容が、NHK『ほっと関西』や
読売テレビ『かんさい情報ネットten.』などで放送されました。3

4月11日(火)和空プロジェクトの宿坊ホテル「和空下寺町」の
プレオープンに関する記者会見の内容が、NHK『ほっと関西』や
読売テレビ『かんさい情報ネットten.』などで放送されました。4

4月11日(火)和空プロジェクトの宿坊ホテル「和空下寺町」の
プレオープンに関する記者会見の内容が、NHK『ほっと関西』や
読売テレビ『かんさい情報ネットten.』などで放送されました。5

4月11日(火)和空プロジェクトの宿坊ホテル「和空下寺町」の
プレオープンに関する記者会見の内容が、NHK『ほっと関西』や
読売テレビ『かんさい情報ネットten.』などで放送されました。6

4月11日(火)和空プロジェクトの宿坊ホテル「和空下寺町」の
プレオープンに関する記者会見の内容が、NHK『ほっと関西』や
読売テレビ『かんさい情報ネットten.』などで放送されました。7

平成29年04月11日(火)和空プロジェクトの宿坊ホテル「和空下寺町」の
プレオープンに関する記者会見の内容が
NHK『ほっと関西』や読売テレビ『かんさい情報ネットten.』などで放送されました。

記事につきましてはNHKのWebサイトでも取り上げられています。

>> NHK NEWS WEB

【概要】

日本が抱える社会問題、少子高齢多死社会や核家族化によって、
将来的に寺院の維持運営は困難になっていく。

墓の維持管理や後継ぎに悩む人々が田舎にある先祖墓を「墓じまい」し、
故人の納骨先がお墓ではなく、納骨堂や永代供養合祀墓へ移行している。

その影響もあり、実際に過疎地域から無住寺院が増加し続けており、
全国7万ヶ寺ある寺院のうち、現在2万ヶ寺は住職不在であり、
今後10年ごとに1万ヶ寺ずつ廃寺にあることが予想されている。

都市部にある寺院に関しても、最近は「供養心」の薄れから
回忌法事の減少、早期切り上げにより、
仏事自体が減り、各寺院の布施収入が激減している。

【泰聖寺(小さな寺院の代表として)の問題】

大阪市内の天王寺区にある泰聖寺は霊園経営を主な収入源としていたが、
お墓を購入する家が平成22年頃から減り、
一基当たり100万円以上の永代使用料の収入が年々減少していった。

(以前は1年で平均5基以上の新規契約があった)
泰聖寺は霊園経営以外の違う形での収入源の確保をする為、
自坊のHPを開設し、派遣葬儀の登録やペット供養の新規事業を展開した。

しかしながら寺院僧侶は本来、霊園経営や故人の供養のみならず、
生きている者への布教活動をしなければならない。

ただ、人を寺に集めることは難しく、小さな寺院は有名観光寺院と違い、
イベント行事を開催するにも、その集客ノウハウも予算も無い。

そこで、定期的に観光客が訪れる宿坊ホテルが隣地に開設されることは、
日本の仏教文化を伝導したかった泰聖寺にとって、生きている者、
特に若い世代への布教活動も可能となり、
定期的な収入の確保、地域活性化も予想されるので、
和空プロジェクト下寺町宿坊ホテルは
未来の寺院維持運営の希望の光、全国初のモデルケースである。

【純空壮宏の意見】

「信仰」、つまり「供養心」とは「共に人の心を養うこと」を云います。
最近、供養の仕方をあまり御存知ない方、
「供養の仕方が分からない」と言う方が非常に多いように現場で感じます。

それは、元来日本は村社会であって、村の中に皆が住んでいました。

村の中に本家があって、分家がある。その暮らしの中にお寺があって、
お墓がある状況だったのが、戦後、核家族化の中で村から人が離れ、
皆バラバラに住むようになりました。

そのような状況の中で仏事が発生した場合、どうして良いか分からず、
現代は「供養心」自体が薄れていっている最中であります。

我々を取り巻く環境は常に変化し、
最近はネット社会により変化のスピードが更に加速しています。
古き良き文化を大切に後世に残していく為には、
寺院僧侶も当然ながら寺院外部に目を向け、
一丸となり立ちあがらないといけないと切に想っています。

たとえ観光であっても、伝統文化体験を通して手を合わすことが
その人の未来の心を作る記憶となるでしょう。

人は経験が記憶に残り、何か起こった際にそれらが基になって
新しい心が生まれます。

その後の自分自身の心を見出すのは、自らの心なのです。

例えば四国八十八か所や西国三十三観音巡礼の旅も、
最初は観光気分でも段々と心の変化が起き、信仰心が生まれてきます。

キッカケを作ること、仏教で云うところの「縁(条件)」を作るのです。

この寺院再生を目的とした宿坊プロジェクトは天王寺区下寺町に限らず、
今後、全国に展開していくと聞いています。

そうなれば地域の活性化にもなり、仏教興隆にも繋がります。

「信仰」と「観光」は相対する事柄として賛否両論あり、
受入体制を思考錯誤していかないといけませんが、
文化体験アクティビティが同入和合することにより、
失ってはいけない「信仰心」・「供養心」も
観光事業を通して次世代へ引き継がれることを期待しています。

【和空下寺町の仏画について】

和空下寺町には慧善玄潭先生の仏画が掲示されます(写真下から2つ目)。
孔雀と千手観音が繊細に描かれた素晴らしい仏画です。
ぜひお立ち寄りの際にはご覧ください。

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