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2018 / 04 / 06
2018年4月15日発行のAERAムック、
【人生100年「もしも」に備えるお金と知恵】にて
泰聖寺の取材記事が書籍化されました。
2018年4月15日発行のAERAムック(朝日新聞出版)、
人生100年「もしも」に備えるお金と知恵
【老後・相続・親子・墓・葬式】に泰聖寺の取材記事が
書籍化されました。(2016年8月15日掲載・2017年8月7日掲載)
※左の2~5枚目の画像は2016年8月15日・2017年8月7日掲載時のものです。
「お墓はもういらない」2016年8月15日発行分
~古いしきたりを捨て、すっきり生きる。
核家族化で先祖供養への意識が薄れる中、
継承者がいなかったり、お墓が地方にあって、
管理が大変なので墓じまいする家が増えてきた。
2030年に年間死亡者数が160万人を突破する日本。
新しいスタイルの見送りと伝統的な供養、果たして供養のあり方とは~
菩提寺とのトラブルにより困っている方をサポートし、
大阪駆け込み寺の役目を担っている「みんなに優しい安心のお寺」
泰聖寺住職の助言が以下のように掲載されました。
江戸時代から続く檀家制度は、
現代社会にそぐわなくなっており、
物理的な距離があったり、心情的に嫌だと感じたりするなら、
無理に菩提寺と付き合いを続ける必要はないのではないか。
葬儀や法要などの必要な時だけ寺を利用する方法でも充分供養は可能です。
「古い葬式さようなら」2017年8月7日発行分
~日本人が馴染んできた葬式の形が激変している。
従来型の葬儀式ではなく、家族葬が広く受け入れられ、
弔いの形は家から個へ。僧侶派遣も定着し、
炉前葬のみの火葬式プランも増加している。
全てが商品化されていく風潮の中で
死の周辺の事柄も宗教儀式も
市場資本主義の対象に組み込まれてしまっていく~
泰聖寺では(株)銀河ステージと提携し、
宇宙葬や海洋散骨についてのアドバイスもしていますが、
泰聖寺住職も宇宙葬の生前予約をおこなっています。
泰聖寺住職の宇宙葬を知った経緯や、
生前予約をした理由などを話しました。
記事ではそれ以外にも、
新しい葬式のカタチやあまり日常で触れることのない
寺院事情などが以下のように紹介されています。
~ 大阪市天王寺区にある柳谷観音大阪別院泰聖寺の
純空壮宏住職は昨年、宇宙葬の生前予約をした。
海洋散骨など分骨の相談が増えたことをきっけかに調べ始め、
宇宙葬を知った。
「お釈迦様の骨は世界中に分骨されています。
宇宙葬も現代社会での供養の一つです」と話す。
墓にも納骨した上で故人の遺言に合わせて
分骨をするのは良いのではと考えている。
自身は子供の頃から宇宙飛行士に憧れていたこともあり、
自らも宇宙葬の予約をした ~
過去2年のAERA特集「お墓はもういらない」「古い葬式さようなら」のタイトルは、
僧侶の立場から見たら衝撃的な表現でしたが、
もしかしたら日本の将来を予言する題名なのかもしれません。
ただ、仏事で大切なことは、本人の意志と家族の意向が合致することです。
自分自身で終焉活動を行いながら、しっかりと家族で話し合い、
後継者に後悔の念が残らないよう供養方法も遺言に残すこと。
そして最終的な分骨の仕方等は、菩提寺や寺院僧侶に相談すれば、
後継者に負担をかけないよう、その家に合ったアドバイスをしてくれるはずです。
供養の仕方は各家によって全て状況が違いますから、
決して一律ではありません。
泰聖寺の「永代供養」の考えは、普段の供養は寺院に任せ、
自分たちの出来る範囲で無理をせず供養を行っていくことが基本で、
又、誰も供養する者が居ないような無縁のケースでも、
無縁仏を仏縁によって有縁にすることが寺院の役割だと認識しています。合掌
2018 / 03 / 28
今月発行の「月刊石材」取材記事が掲載されました。
今月発行の「月刊石材」取材記事が掲載されました。
泰聖寺に(株)アンカレッジプロデュースの「てんのうじ樹木葬庭苑墓地」が
四月初旬(4月8日の花まつり)新規開設します。
この6年間で泰聖寺聖苑墓地の整備を重ね、
今回の樹木葬エリア開設により、霊園再生寺業計画が完成します。
泰聖寺は「てんのうじペット霊園」も運営してますが、
境内地にペット専用の火葬施設があり、
ペットと一緒に埋葬することも可能な樹木葬式合同墓があるのは、
正式認可された寺院墓地では全国初の試みではないかなと思います。
少子高齢多死社会の中、お墓は家単位から個人単位に変化しています。
又、仏教離れ、檀家離れ、墓じまいを目の当たりにして、
伝統文化を護持継承するには、社会の流れ、ニーズに合わせ、
寺院も変化しなければいけない必要性があります。
寺院の維持運営は非常に厳しい時代に入ってますが、
皆様が安心して供養できるよう、泰聖寺は仏縁のあった方々に対して、
互いに助け合いながら仏の教えを未来に繋ぐ為に、
寺院を護る取組を率先して実施しています。
関連画像
2018 / 02 / 06
2/5(月)産経新聞夕刊の『天王寺七坂・七名水巡り』特集で
「泰聖寺」が紹介されました。
2/5(月)産経新聞夕刊の『天王寺七坂・七名水巡り』特集で
「泰聖寺」が紹介されました。
「大阪」の名前の由来である、「大坂」「逢坂」や
四天王寺前の夕陽丘にまつわる話が取材記事になりました。
「泰聖寺」と共に「新清水寺」の説明がされておりますが、
そもそも京都西山の本院「柳谷観音 楊谷寺」と
京都東山の「音羽山 清水寺」の創建は、
「延鎮僧都」と云う高僧であり、
京都では「東の清水、西の柳谷」と云われるくらい
由緒ある「観音菩薩御利益信仰寺院」であり、
その両寺の大阪別院が隣通しで存在するのには、
歴史的なロマンを感じます。
↓ 以下は参考説明文です。
【天王寺七坂巡り】
上町台地は、生駒山からの伏流水が地下を通り、
良質な井戸水に恵まれた地です。
大阪の町が度々、飲料水不足に悩まされていた時代も、
豊富な水が人々の生活を救いました。
特に重宝されていたのが「天王寺七名水」「逢坂清水」と名高い各井泉。
天王寺七名水は、金龍、有栖、増井、安井、玉手、亀井、逢坂、の
七つの井戸を指します。
残念ながら現在は、金龍水と亀井の水を残して、枯れ果ててしまいましたが、
地域の人々の協力を得て、井戸枠などを残している井戸もあります。
【泰聖寺の金龍大神水】
有栖の清水北方に建つ、「柳谷観音 大阪別院 泰聖寺」の境内には、
水質佳良清冽比類ないと賞賛された「金龍水」が湧き出ていました。
ほのかな甘味を帯びた良質の水は、茶の湯として賞味され、
奥庭には茶室がしつらえてあったと云います。
又、泰聖寺は眼病回復で知られる京都西山の古刹、
「柳谷観音楊谷寺」の分霊所で、
「金龍水」で目を洗うと効能があるとの信仰がありました。
長い間断水していましたが、現在の住職が復元し、
「眼力稲荷大明神」「復活金龍大神水」として再興しました。
【清水寺の観音霊水】
有栖の清水は、
その水質を高く評価した土佐藩に買収された時期もある井泉です。
土佐侯在坂時の御用水にするために、
四面を囲んで庶民が利用できないようにしたことから、
「土佐清水」「観音清水」などと呼ばれていました。
有栖山新清水寺の北坂を下ると、東側の石垣の上に、
当時は大阪を代表した料亭「浮瀬(うかむせ)」の
跡地(現大阪星光学院敷地)があり、
その前方あたりが井戸の湧出地だったとされる場所です。