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2018 / 08 / 29
8/29(水)毎日放送『voice』にて
「仏壇じまい」の商標登録問題について取材放送されました。
8/29(水)毎日放送『voice』にて
「仏壇じまい」の商標登録問題について取材放送されました。
【オンエア放送内容】
愛知県のネット葬儀派遣会社から
「仏壇じまい」商標登録の通知書が各関係所に届き、
泰聖寺HP上にも「仏壇じまい」は掲載されておりましたので
「仏壇じまい」→「お仏壇仏具じまい」に変更修正しました。
放送された内容の詳細はこちらにてご覧頂けます。
>> 毎日放送「VOICE」"仏壇じまい"が使えずお寺困惑 商標登録めぐるトラブルとは
【今回の問題について経緯と住職の意見】
そもそも「仏壇じまい」は少子高齢多死社会、
核家族化により約10年前から「墓じまい」「家じまい」と共に業界用語であり、
今やメディアを通して、一般的にも浸透している終焉活動のキーワードなので、
いくらビジネスとは云え、その言葉を商標登録して利益独占しようとするのは
如何なものなのかと意見しました(なぜ商標登録が下りたのかも疑問)。
仏教会の通用語では
仏壇開きを「開眼供養」「入魂供養」「お性根入れ」と呼ぶのに対して、
仏壇を閉じる「発遣供養」のことを「閉眼供養」「抜魂供養」「お性根抜き」等々、
宗派や寺院により言い方を使い分けしておりますが、
一般用語としては所謂「仏壇じまい」であります。
その家を護る為、御先祖様が長年祀ってきた大切な仏壇を
後継者不在や様々な事情により、残念ながら仏壇を仕方なく閉じる。
その「仏壇じまい」を御世話になった菩提寺に頼む場合も当然ありますが、
特に都市部では菩提寺とは縁が離れてしまった家も多く存在します。
そのような家は仏壇の処分方法もわかりません。
仏壇や位牌、遺影写真、思い出の等々を
そのまま粗大ゴミで捨てる訳にはいかないので、
非常に悩み困っているのです。
仮にそのまま放置したら、無縁仏になってしまいます
(全国的に無縁墓も増加している)。
その為、泰聖寺では最期に感謝の御念仏を差し上げて合同供養し、
その最期の役割を担っています。
無縁化を有縁にする法務により、
依頼者は御先祖様に申し訳ない気持ちに陥らず、
仏縁が離れてしまった仏教と再び接することで
安心感を得ることが出来るのです
(預かった御位牌は永代祠堂により位牌堂で安置することも可能)。
※ちなみに、この会社は
「墓じまい」「家じまい」等々の終活エンディング関連用語も
次々と申請中(多分認可されませんが)とのことで、
石材業界(墓じまい使用)や産業廃棄物業界(家じまい使用)にも
色々な波紋を呼びそうです。
仏教には「自利利他円満」と云う言葉がありますが(近江商人の三方良しの考え方)、
既に一般的通用している仏事の言葉を商標登録されていないからと、
ネット上で自分の権利主張し、法的にクリアしたビジネスだとしても、
それにより得た利益で果たして良い結果が生まれるのでしょうか。
大乗仏教で云う「供養」とは、共に心を養うと云う意味です。
独占欲により心が貧しくなってはいけません。
流通業界にも精通している会社なら、
エンディング産業の戦略は他にも方法は沢山あるはずですが…。合掌
2018 / 08 / 15
先日NHK和歌山放送『あすのWA』、
NHK大阪『おはよう関西』にて放送された終焉活動に関する特集が
8/13日(月)NHK総合 『おはよう日本』、
8/15日(水)NHK大阪『ニュースほっと関西』でも放送されました。
先日NHK和歌山放送『あすのWA』、
NHK大阪『おはよう関西』にて放送された終焉活動に関する特集が
8/13日(月)NHK総合 『おはよう日本』、
8/15日(水)NHK大阪『ニュースほっと関西』でもでも放送されました。
放送内容は、
少子化・過疎化の影響により地方を中心に墓の維持に悩む人が増える現状と、
和歌山市に墓を持っていたが墓じまいを行い、
現在住んでいる大阪で永代供養したという男性が取材されたもの。
その際に泰聖寺が取材を受け、永代供養について説明を致しました。
【泰聖寺 純空壮宏住職のコメント】
自分が安心できるお墓の在り方が今、求められています。
従来の先祖代々を祀っていく家墓ではなく、
その代限りの永代供養付き個人墓(納骨堂、樹木葬など)にニーズが移行しています。
理由としては少子高齢多死社会、核家族化により、お墓を継承することが出来ず、
無縁墓になることが将来的に予測されるからです。
中でも最初から合祀をする共同墓を求められるケースが増加している背景には、
日本の未婚率と離婚率、貧困層の孤立化が増加しているからであると現場で感じます。
放送された映像はこちらにてご覧頂けます。
>> 関西 NEWS WEB「和歌山 過疎化・少子化でお墓は」
2018 / 08 / 06
7/31(火)18時半~NHK和歌山放送『あすのWA』、
8/3(金)7時45分NHK大阪『おはよう関西』にて、
「墓じまい問題」について、永代供養の方法を御伝えさせて頂きました。
7/31(火)18時半~NHK和歌山放送『あすのWA』、
8/3(金)7時45分NHK大阪『おはよう関西』にて、
「墓じまい問題」について、永代供養の方法を御伝えさせて頂きました。
何処にどう相談して良いかわからず困っている方が、
最後の手段としてインターネットを検索し、
泰聖寺ホームページから永代供養の納骨相談に来られるケースが
増えていることを取材されています。
今回取材に応じられた佐伯さんは、
「田舎(和歌山)には墓はあるが、世代が変わり大阪に移住したので、
段々お墓参りも行けなくなってきた」と話され、
自分の代以降、お墓が無縁になる可能性が出てきたため、墓じまいを決断。
泰聖寺にて永代供養納骨をおこない、親族の供養をしていくことになりました。
佐伯さんは「祖先の供養を粗末にしていない、そこの安心感は大きい」と
話されました。
泰聖寺は墓じまいする葬家を仏縁者さんとして受け入れており、
「御先祖様を引き続き、泰聖寺境内地の共同墓で、
永代に渡って供養させて頂きます」とメディア伝導しております。
放送された映像はこちらにてご覧頂けます。
>> NHKおはよう関西「"自分がいなくなったら・・・"墓じまい・樹木葬 新たな形」